現在はB型事業所のパン部門で、利用者さんと一緒にパン製造や焼き菓子(ケーキ・クッキー・プリンなど)の製造を行います。出来上がったパンや焼き菓子を利用者さんに袋に入れてもらったり、シールを張ってもらったりする中でどうすれば上手にできるのか、その人にあった支援はなんなのかという事を考えながら利用者さん一人ひとりが楽しく働けるように支援・指導しています。
また、以前製菓店で働いていた経験を活かしお菓子・パンの新商品開発に取り組んでいます。
利用者さんとの信頼関係を築くにあたり、小さい約束をきちんと守るという事。また、日々業務に取り組む中で指導や支援という立場に立っていると自分の気づかないうちに自分のやり方や考え方を相手に押し付けてしまいそうになる事があります。そういう時に今の支援は本当に利用者さんの為を思った支援だったのかという事をもう一度考えてみるという事を心がけています。
効率は悪いかもしれないけれど、利用者さん一人ひとりにそれぞれのやり方があるという事を忘れないようにしています。
私たち職員は利用者さんが一般社会でも困らないようにと繰返しお伝えしていきます。利用者さんの為になる事だと理解はしていても、利用者さんにとって私は口うるさい人で嫌われるのではないかと不安になる事がよくあります。そんな中、利用者さんが出来なかった事が出来るようになった時、今までお伝えしていた事を行動に移し、それを報告しに来てくれた時は今までの事が決して無駄ではなく、利用者さんもきちんと理解してくれていたのだと知るととても嬉しくなり、次はこういう事をお伝えしていこうと次へのやりがいへ繋げる事ができます。